SGFは銀座ソラリアクリニックで開発されて以来「修復医療」「ED治療」「AGA医療」「美容医療」など、多方面の施術に渡り自由診療で活用されています。アールイークリニックグループ並びに医療連携ににおけるSGFの活用例を紹介いたします。

エイジングケア点滴・注射

SGFを点滴・注射で投与することで、エイジングケア効果が期待できます。これまでの症例より細胞活性のカギとなる乳歯歯髄幹細胞の出すエクソソームが全身の減弱した組織を修復、増強すると考えております。

血管内皮細胞強化点滴・注射

SGFを点滴・注射で投与すると、SGFは体内を循環して痛んだ組織の修復再生を促進させます。その作用から「梗塞系疾患、糖尿病、肝硬変、高血圧、アルツハイマー、アトピー、リウマチ(関節痛)」などの病気発症リスクを軽減する効果が期待できます。SGF投与における糖尿病合併症治療ではLOX-index(糖尿病合併症の一つである脳梗塞・心筋梗塞発症リスク)の結果でも、血管の修復が行われていることが判明しています。さらに腎機能障害の指標であるクレアチニンの数値改善の傾向が現れています。

点鼻薬投与

SGF点鼻薬治療では、神経系統に関する作用・効果が期待できます。

ED治療・予防

EDとは男性の性機能障害の一種であり、勃起障害・勃起不全のことです。局所注射にてSGFを注入することで、EDの根本改善が図れます。対象は軽度~中等度の血管障害のEDになります。正常な状態ですと、性的刺激が神経を介して陰茎に伝わると、陰茎海綿体という血管内皮から一酸化窒素が放出されます。そしてサイクリックGMPという物質が産生されて、血管が拡張します。しかし、血管障害で内皮細胞が痛むと、一酸化窒素が放出されにくくなります。SGFには内皮細胞を修復する作用が期待できます。また、陰茎海綿体に関わらず、体内の内皮細胞の再生も促すため、生活習慣病の予防も期待できます。治療は超微細の針で行うため、通常の注射のような痛みはほとんどありません。

AGA治療

AGAは男性型脱毛症のことです。毛周期の成長期が短くなり、毛髪が成長しきらないうちに休止期に入ってしまうため、毛髪がミニチュア化して抜け落ちてしまうことが原因です。SGFのAGA治療では、SGFを頭皮に直接注入し、発毛・育毛を促します。SGFを注入すると周囲の髪を作り出す毛母細胞が刺激されて発毛機能が高まるだけでなく、周囲の細胞が自らも成長因子を分泌するようになるため、髪に必要な栄養を送りだす機能も活性化します。一時的な脱毛抑制対策とは異なり、根本的な原因改善を図る治療です。導入方法として「メジェット」や「エナジェット」と呼ばれる無針の治療器を使い、炭酸ガスのジェット噴射を利用して、先端0.03ミリのアナからSGFを噴出させて頭皮に浸透させます。

美容医療

SGFは美容医療のエイジングケア治療でも活用されています。SGFには500種類以上のタンパク質成分が含まれており、そのなかには「エクソソーム」と呼ばれる細胞活性のカギとなる情報伝達物質が豊富に含まれています。これらの成分が肌細胞の働きを活性化させ、自己再生能力を引き出します。エイジングケアに必要な機能を発揮します。

マイクロニードルRF+SGF

マイクロニードルRF治療器と、SGFを組み合わせた治療です。アールイークリニックではVIVACE(ビバーチェ)を使用しております。SGFを塗布しながら、36本の特殊構造の針が設置された機器を使用して、LEDと同時に針先から高周波を真皮内に照射します。しわ、毛穴、ニキビ跡、妊娠線などの治療に効果があります。

水光注射+SGF

水光注射を使ってヒアルロン酸とSGFから作られたソラリアのオリジナルカクテルを注入する治療です。治療部位を吸い上げながら注入していくので、表皮から真皮の浅い層まで、均一に薬剤を届けられます。ハリ・弾力、ツヤを取り戻すのにおすすめな修復治療です。

各レーザー治療+SGF導入

ピコレーザー、光治療機など、各レーザー治療とSGF導入を組み合わせる施術です。各治療器で刺激を受けた線維芽細胞は自然治癒力によって、肌に必要なコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を生成しようとします。SGFは細胞の活性を速成する様々な成長因子や成分を含んでいるため、老化した肌細胞に対して、再生促進効果を発揮させます。

皮膚改善治療

SGFを点滴しながら、炎症が発症している部分にSGFをイオン導入もしくはポレーション導入していく治療です。点滴で免疫力の改善、経皮吸収によって肌再生や抗炎症作用などに効果が期待できます。

《未承認医薬品等》

この治療で使用される培養上清は医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の承認を得ていない未承認製品です。

《国内の承認薬品等の有無

現在、幹細胞培養上清液で国内において承認されている医薬品はありません。

《入手経路

当院はソラリアクリニック東京との医療連携契約によりソラリアクリニック東京の院内の培養施設(CPC)において製造された乳歯歯髄幹細胞培養上清を双方の医師の責任において患者様の同意のもとで使用しております。

《諸外国における安全性等》

幹細胞培養上清液で国外では承認されている医薬品はありません。