幹細胞移植を前提とした再生医療が、新たな方法によって転換期を迎えようとしています。幹細胞は再生の主役ではなく、幹細胞の産生する液性成分(SGF)が自己の幹細胞とともに臓器を修復させる、ということが様々な研究で実証されています。
その結果、従来の幹細胞移植に伴うがん化、規格化、投与法、保存性、培養法などの困難な課題をクリアし、いまSGFによって「修復医療」という新たな分野が切り開かれようとしています。
肝細胞移植と比較すると、SGFでは細胞を移植しないために腫瘍化などが起こりにくく、より安全であると考えられます。
また、SGFは一定に規格化した品質のものを使用できる利点があります。大量生産や効率的な投与方法を選択することができるので、幅広い疾患への利用が期待されています 。投与方法は、点滴、局所投与、点鼻薬などで、非常に侵襲が少なく、副作用はほとんど確認しておりません。
【効果が期待できる疾患】
糖尿病、肝臓病、腎臓病、アトピー、リウマチ(関節痛)、ED(勃起不全)、高血圧による血管内皮細胞障害、変形性膝関節症、脳梗塞後遺症
SGFの点滴・注射療法
幹細胞上清療法『SGF』による糖尿病合併症治療は、ホーミング効果により、血管が修復され、合併症予防に効果が見られます。
LOX-index(糖尿病合併症の一つである脳梗塞・心筋梗塞発症リスク)の検査結果からみても血管の修復が行われており、腎機能障害の指標であるクレアチニンの数値も改善の傾向にあります。
血管内皮強化点滴・注射
「SGF」は、梗塞系疾患、糖尿病、肝硬変、高血圧、アルツハイマー、アトピー、リウマチ(関節痛)、などの病気発症リスクの軽減が期待されます。
投与された「 SGF」は体内を循環し、痛んだ組織を見つけると、幹細胞自身が活性化し修復再生します。 さらに脳下垂体を刺激し、ホルモンバランスを健全化して新陳代謝のサイクルが元通りに代謝亢進します。
自己複製し再生する能力があるので、体内の各組織や皮膚組織の生まれかわりなど、エイジングケアとして効果が期待されます。